第一印象は何秒で決まるの?良くするにはココに注目

初対面において、相手を知る最初の手がかりになるのが第一印象です。

交友関係の場合、第一印象が良いとお付き合いが進みやすくなりますし、悪ければ滞りやすくなります。

最悪、途絶えてしまうこともあるでしょう。

仕事で関わる場合に第一印象が悪いと、信頼関係に傷をつけることになります。

挽回には時間やエネルギーをかなり必要とするため、はじめからよい印象を与えられると安心です。

第一印象が決まる時間

第一印象はどのくらいの時間で決まりますか?

第一印象が決まるまでの時間は、0.1秒、3~5秒、20秒以内など諸説あります。

論拠がそれぞれ異なりますので、唯一の正解はないですが、秒単位というわずかな時間で決まる点はたしかでしょう。

それは、思考より感覚が優位になっているからです。

五感でキャッチした情報は、「〇〇だから△△な人」という論理より前に、本能が「快・不快」を判断します。

どこを見ている?

メラビアンの法則によると、第一印象で、相手に届けられる情報は3種類あります。

  • 視覚情報・・・外見の印象
    (身だしなみ、表情、姿勢、態度)
  • 聴覚情報・・・声の印象
    (声質、大きさ、スピード、抑揚)
  • 言語情報・・・話の内容
    (あいさつ、言葉遣い)

五感のなかで、受ける情報量が一番多いのは視覚です。

そのため、初対面では見た目から受ける影響が強いと考えられます。

身だしなみ、表情、姿勢、態度の順に好印象につながるポイントをお伝えしましょう。

身だしなみ

相手から見る身だしなみで気を付けたいのは、清潔感調和です。

素材がシワになっていたり汚れたりしていないか。

黒一色、多色使いなど、インパクトのある色使い、個性的過ぎるデザインではないか。

また、着こなしという点で、身体のサイズにあっていること、自分のキャラクターにマッチしていることも大切です。

プライベートであれば、TPOをより意識しましょう。

その場面に馴染む身だしなみは、同じ空間を共有するうえで、心地よさにつながります。

表情

人間は知らないものに恐怖を覚えます。

相手に安心していただくには、笑顔アイコンタクトが大切です。

アイコンタクトは、相手を受け止めているという「存在承認」メッセージ。

さらに、イキイキとした目や穏やかな目つきも印象を左右します。

目は脳とリンクしているため、その人の心が表れやすい部位なのです。

姿勢

そして、意外と侮れないのが姿勢です。

姿勢は気を抜くと崩れますので、維持するだけでも大変。

正しい姿勢をキープするには精神力が必要です。

加えて、背筋を伸ばして真っすぐ立つだけでも凛とした印象を届けられます。

身だしなみや笑顔に比べて、姿勢を正すのは容易ではありません。

だからこそ、姿勢のよさは「自分を律する人=きちんとした人」という印象になりやすいのです。

態度

何気ないしぐさ、振る舞いには日頃の習慣が出ます。

動きをともなう態度を整えるのは、静止する姿勢よりも大変です。

歩くとき、座るとき、話すとき、聴くとき、食べるとき。

ちょっとしたクセがないか、ふだんの姿を振り返ってみましょう。

意識して整えていても、動揺したとき、リラックスしたときは素になりやすいのですね。

まとめると、その人の性質が表れやすい順はこちらです。

態度 > 姿勢 > 表情 > 身だしなみ

左ほど習慣の定着が強く、インスタントに取り繕うのが難しくなります。

なにごとも普段の心がけと行動ですね。

要点
  • 第一印象は秒単位で決まる
  • 第一印象は五感でとらえた情報を本能で「快・不快」と判断する
  • 第一印象で見られるのは身だしなみ・表情・姿勢・態度
  • 即席でのカバーが難しいのは、態度>姿勢>表情>身だしなみ
  • よい印象には、普段の心がけと行動が大切
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エッセンシャルサポート代表

【研修講師・キャリアコンサルタント】民間企業における役員秘書を経て2010年に独立。現在は企業や公的機関、教育機関にて従事。専門はビジネスマナー、コミュニケーション、キャリアデザイン。