マインドフルネスという言葉があります。 

もしかしたら、「瞑想」をイメージされる方が多いかもしれません。

マインドフルネスとは、評価や判断を加えることなく、「今ここ」での体験に意識を向けることです。

抑うつ症状の軽減がみられるなど、臨床現場では早くから注目されていました。

最近では、ビジネスや自己啓発の分野でも話題になっていますね。

マインドフルネスの効果

パスカルが「考える葦」と言ったように、思考せずにはいられない生きもの、それが人間です。

つねに何か考えてしまいますよね。

それが人間を人間たらしめるのですけれど

思考によって知恵がうまれたり創造につながったりするなら、考えるだけの価値はあるかもしれません。

しかし現実は、必要のない思考に囚われてエネルギーを枯渇させてしまうことがしばしば。

それは非常にもったいないことですね。

思考している間、わたしたちは「今」ではなく「過去」や「未来」を生きています。

マインドフルネスは、地に足をつけて今を生きる術を教えているように思いました。

大切なのは「気づき」

数年前にこの概念と出合ったとき、そこはかとなく惹かれたのを覚えています。

よくわかりませんが「これは大切!」と直感のようなものが走りました。

もともと座禅になじんでいたことも関係したのでしょう。

違和感はありませんでした。

マインドフルネス瞑想では呼吸に意識を向けます。

その間、感覚器官がさまざまな情報をとらえても、思考が浮かんでも判断することなくそのまま流します。

大切なのは情報をとらえている「今」、思考している「今」に気づいていることなんですね。

自分がどのような状態か、もう一人の自分が観察しているようなイメージです。

無色透明(ニュートラル)の自分が、着色(今表れている性質)の自分に寄り添っている。

そのような感覚でしょうか。

この作業を続けていると思考に「囚われる」ことが少なくなり、毎日穏やかに生きられます。

これが意識的に生きることなのでしょう。

フロー体験とは

今といえば・・・

無心で何かに没頭しているとき、軽やかな流れに乗っている感覚はありませんか?

心理学で「フロー」とよばれる状態です。

フローとは、目の前のことに完全に集中するなか、活動がスムーズに進んでいく状態のことです。

私はパソコンを使う創作活動で、ほぼ毎回フローに入ります。

ブログを書いている間は無我の境地です

3時間、4時間はあっという間に過ぎていくにもかかわらず、不思議とまったく疲れていません。

むしろ内側からエネルギーが湧き、「もっと続けたい」と思うほどです。

「疲れない」「楽しい」はフローの指標だそうですね。

マインドフルネスにしても、フローにしても、今という瞬間には秘めたパワーが存在するのかもしれません。

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エッセンシャルサポート代表

【研修講師・キャリアコンサルタント】民間企業における役員秘書を経て2010年に独立。現在は企業や公的機関、教育機関にて従事。専門はビジネスマナー、コミュニケーション、キャリアデザイン。