「キャリア」と「キャリア形成」の意味をわかりやすく説明

大学の就職相談でキャリアプランをたずねると、「わからない」という回答が少なくないです。

キャリアという概念そのものが、理解できていないのでは…と感じることもありました。

言葉は定着してきましたが、今ひとつイメージしにくいのかもしれませんね。

私も学生の立場だったら、同じ状況になっていたかもしれません。

そのような経緯があり、キャリア形成に関する情報を、ブログでお伝えしていこうと考えました。

まずは導入として、「キャリア」と「キャリア形成」それぞれの意味について説明します。

キャリアとは

キャリアは荷車が進んだあとにできる轍(わだち)を語源としているように、生きるなかで刻んだ人生経験すべてを意味します。

人生経験を”役割経験”と言い換えてもいいですね。

自覚の有無に関わらず、私たちは常に何かしらの役割を担って生きています。

社会なら、住民、学生、労働者などの役割。

家族なら、親、子ども、孫、兄弟、姉妹などの役割。

活動グループに入っていれば、メンバーとしての役割もあるでしょう。

このように、人生そのものを意味するキャリアですが、実際にはさまざまな使われ方をしています。

人生をライフキャリア、職業人生をワークキャリアと区別したり、キャリア=職業人生としたり。

定義や表現が混在するのも、理解を妨げる一つの要因かもしれませんね

ちなみに採用面接できかれる「キャリアプラン」のキャリアは、一般に職業人生を指しています。

キャリア形成とは

僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る

高村光太郎さんの有名な詩『道程』の一節です。

キャリア形成はこれに似ています。

道のない前(未来)を切り開きながら、自分の後ろに道(キャリア=人生経験)を築いていくことです。

納得いくキャリアを形成するため、この3つを明らかにして行動につなげます。

  • 自分は何を実現したいのか(ゴール)
  • どのような方法で実現させるのか(ルート)
  • そのために活かす力と磨く力は何か(パワー)

進めるなかでは社会情勢やライフイベント、心境の変化など、さまざまな影響を受けるでしょう。

想定外の状況にも柔軟に調整できる、しなやかな思考もキャリア形成には必要です。

こうした作業を繰り返し、自分らしいキャリアを築いていきます。

まとめ

今回は、キャリア形成の入り口として、キャリアとキャリア形成の意味についてお伝えしました。

キャリア=職業経験と理解している方もいるでしょうが、本来の意味は人生経験です。

報酬が発生するような労働をしていない時期も、しっかりとキャリアを築いているのですね。

また、集団内において何かしら役割を担っていることも、キャリア形成においては重要な視点です。

 

過去を活かして、望む未来を創造する

 

望みを叶えるための行動、起こる出来事への対応、周囲との交流、すべてが自分のキャリアです。

そして、続く未来の創造に活かす資源になります。