「服装の乱れは心の乱れ」は逆も然り!身だしなみで心が変わる

「服装の乱れは心の乱れ」という言葉があります。

心が乱れてくると、同じように服装も乱れてくる、という言い伝えですね。

もしかしたら過去に、学校の先生から言われた経験があるかもしれません。

服装が乱れているからといって、なぜ心が乱れていることになるの?

心の状態は、本人が意識していなくても、自然と表面に現れてきます。

たとえば表情や態度、しぐさ、言葉遣い、つきあう人の選び方…など。

服装もその一つなのですね。

また、自分の姿を見た人がどう感じるかといった、他人を気遣う心の余裕もなくなります。

その様子を、「服装の乱れは心の乱れ」という言葉で表したのでしょう。

服装の影響力

着物を着ると所作が丁寧になったり、スーツにネクタイ姿になると背筋がピンと伸びたり。

そのときの服装で、心持が変わった経験はありませんか?

ファッション心理学者ドーン・カレン氏の実験でも、服装が心に強く影響することが証明されています。

「服装の乱れは心の乱れ」では、心の状態が服装に影響を与えていましたが、その逆も然りなのですね。

それなら、身だしなみを整えれば、自然と心も調ってくる、ということです。

いろいろ応用できる

この考え方は、表情や所作、言葉遣いにも応用できます。

笑顔の大切さは多くが知るところですが、「楽しくもないのに笑えない」という声も一部で聞かれます。

この場合も、順番を逆にすればいいのですね。

「楽しいから笑顔になる」を、「笑顔になるから楽しくなる」にしてみましょう。

落ち込んでいる気分から脱出したいときにも、この方法は役に立ちます。

また、言葉遣いも同じです。

粗雑な言葉を使い続けると、心も荒々しくなっていきます。

発した言葉は、自分の耳が真っ先にキャッチしますから、できるだけ心地よい言葉を選びたいですね。

最後に…

「服装の乱れは心の乱れ」とは、昔から言い伝えられていることわざです。

昔の人は、科学的な根拠などなくても、心理メカニズムをよく理解していたのですね。

人の心というのは、自分が思っている以上に、環境の影響を強く受けています。

まとっている服装はもちろん、使っている言葉や、細かい所作にまで及びます。

先にも触れましたが、心が乱れると余裕がなくなるため、自分の状態にも気づきにくいのですね。

気分がすぐれないときは、意識して自分の環境を整えるようにしましょう。

また、この効果を活用して、なりたい自分に近づけることもできます。

目指す姿をイメージしたら、それにふさわしい服装や言動を続けていきます。

それが習慣になったとき、自分が大きく変わっていることを実感できると思います。